撮りたい写真のシーン別 レンズの選び方

撮りたい写真のシーン別 レンズの選び方

写真初心者が一眼レフカメラやミラーレスカメラを購入する際には、まずどんな写真を撮りたいのかを整理してから、購入機種の選定をするのがおすすめです。
そして、撮りたいシーンによって選択しなければならないのは、カメラ本体はもちろんですが、それ以上に大切なのがレンズの選択です。

そこで、今回は撮りたいシーン別に必要なレンズをまとめてみました。

広大な景色を撮りたい

旅行先で出会った広大な景色。手持ちのカメラで撮ってはみたものの、あとで見直すと何か物足りないなぁ。なんてことないですか?

この場合、あると便利なのが「超広角レンズ」「広角レンズ」です。

「超広角レンズ」はフルサイズ換算20mmや24mm、
「広角レンズ」はフルサイズ換算30mmや35mmのレンズです。

これらのレンズは、
写る範囲が広い。
手前の被写体は大きく、遠くの被写体はより小さく。
という特性がありますから、撮影すると奥行きのある写真になります。
広大な景色にはぴったりです。
また、被写界深度(ピントの合う範囲)が深いですから、ボケの少ないはっきりとした写真になります。

フルサイズ換算

イメージセンサーが小さいAPS-Cサイズやマイクロフォーサーズカメラ用のレンズの焦点距離をフルサイズセンサー用に換算した数値です。
APS-Cサイズ用レンズは数値の1.5倍、マイクロフォーサーズカメラ用レンズは数値の2倍程度となります。

 

日常の光景を撮りたい

友達と遊んだときのスナップ写真や食事のメニュー、散歩の際の何気ない光景。
そんな写真を撮りたいときには「標準レンズ」が使いやすいです。

「標準レンズ」はフルサイズ換算50mm前後です。

この焦点距離の50mm前後は、自分の見ているそのままを撮りたいときに便利なレンズです。
色々と使える範囲が広いレンズなので、初心者の方に、まずはこの焦点距離のレンズからと薦めることも多いです。

 

ポートレートが撮りたい

人物の写真を撮る場合は、被写体をひずみ少なく撮ることのできる「中望遠レンズ」の出番です。

「中望遠レンズ」はフルサイズ換算70mmから135mmです。

換算85mm前後の焦点距離のレンズは「ポートレートレンズ」と呼ばれています。
「広角レンズ」などで人物を撮ると顔などが歪んでしまいますから、何かの意図がなければ、避けるのが無難です。
「中望遠レンズ」で人物を撮る際には、適度な距離を置いて撮影できるため、被写体の緊張感を和らげる効果もあります。

 

運動会で子供たちを撮りたい

運動会で子供たちの頑張っている姿や、広い公園で遊ぶ子供たちやペットを撮りたいときには、「望遠レンズ」や「超望遠レンズ」の出番です。

「望遠レンズ」は、フルサイズ換算135mmから300mm、
「超望遠レンズ」は、フルサイズ換算400mm以上のレンズです。

遠くの被写体を大きく撮れますから、遠くにいる子供たちやペットを撮るには最適です。
ただしブレ易くなりますから、手ブレ補正機能があるレンズが使いやすいです。
また、焦点距離が長いですからボケを作りやすいです。被写体の前後をボカした花の撮影などにも良く使用します。
ごちゃごちゃした背景をボカして撮りたいときにも活躍してくれます。

 

花を大きく撮りたい

花びらを大きく撮ったり、シベにピントを合わせた写真を撮りたい場合には「マクロレンズ」です。
フルサイズ換算90mmや135mmなどの「マクロレンズ」があります。
マクロ撮影は手ブレしやすいですから、できれば手ブレ補正機能があるレンズが使いやすいと思います。

「マクロレンズ」は、花や昆虫の撮影専用レンズではありません。
被写体に寄って大きく撮れる、単焦点レンズとして使えます。
単焦点レンズを使って撮影している時に、もう少し被写体に近づいて撮りたいという場面はよくあると思います。こんな時「マクロレンズ」を使えば、イライラせずにすみます。

 

「単焦点レンズ」と「ズームレンズ」

レンズには、30mmや50mmなど、その焦点距離しか撮れない「単焦点レンズ」と27mm〜85mmといった幅のある焦点距離で撮影できる「ズームレンズ」があります。
「ズームレンズ」は被写体との距離に合わせて、一本で対応できますから、とても便利です。
ですが一般的に「単焦点レンズ」の方が画質が良いようです。

また同じ焦点距離で比べた場合、「単焦点レンズ」の方がF値が小さい(明るい)レンズが多いです。
ですから、きれいなボケを楽しむ方は、「単焦点レンズ」を好んで使用することが多いようです。
利便性をとるか、画質をとるか、
多くの写真愛好家を悩ませている点ですね。

撮影したい被写体や場面に合わせ、レンズ交換できることが、一眼レフカメラやミラーレスカメラの利点です。
レンズ交換することによって、スマホカメラやコンパクトデジカメには撮れない写真を撮ることができます。

このように、撮りたい被写体や場面により、適したレンズは変わってきます。
自分の撮りたい写真をイメージして、それに適したレンズの選択をしてください。

以上、撮りたいシーンによるレンズの選び方でした。

 

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