薔薇の花をきれいに撮るポイント!

薔薇の花をきれいに撮るポイント!

今回は、薔薇の花をきれいに撮るポイントです。

薔薇の花の撮影に限らず、花の撮影が好きな方には参考になることがあると思います。

天気や時間に注意を

薔薇の花に限りませんが、花を撮影するときは撮影する時間に注意することがとても大切です。

午前中の比較的早い時間が花の撮影には最適です。
また、晴天よりも少し曇っているくらいの方が良いです。
晴天の日の光は硬い感じですが、曇天の日の光は柔らかく優しい感じになります。花の影もできにくいです。
ですからその柔らかな光で花を優しく撮ることができます。

風も花の撮影には天敵です。花がブレてしまってきれいに撮れません。
風の強い日は避けた方が無難です。

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焦点距離90mm F2.4

この写真を撮った時は午前10時過ぎでした。
少し太陽の位置が高くなる頃です。天気も良い日でした。
ですから薔薇の花の上部に少し強めの光が当たり、白く飛び気味になってしまいました。
直射日光には気をつけましょう。

順光で撮ると薔薇の花がのっぺりとした感じになりますから、半逆光※になるように撮ってみてください。

半逆光

被写体をはさんでカメラとは反対側から光が差し込んでいる状態が逆光。
反対に、カメラの後ろから光が差し込んでいる場合を順光といいます。
半逆光とはその中間ですね。
側面(少し後ろ)から光が当たっている状態をいいます。

薔薇の花と背景は離れていれば離れているほど、背景がボケてくれます。
花の撮影の場合、背景はごちゃごちゃせずシンプルな方が主題の花が浮き出ます。

 

玉ボケを入れてみる

 

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焦点距離90mm F2.4

この写真も撮影条件は上の写真と同じです。

木漏れ日が背景にありましたから、玉ボケを作るため一番手前の薔薇にピントを合わせ、F値を小さくしてみました。

もっと焦点距離の長いレンズがあったら、玉ボケを大きくできたと思います。

構図的にはよくあるパターンですね。
三分割構図で、花の向いている方を広く開けています。

 

アンダーな露出で薔薇を引き立てる

 

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焦点距離60mm F4

この写真はあえて日の丸構図にしてみました。

薔薇の花と葉っぱの色が印象的だったので、その対比がわかりやすいように、真上から撮っています。

薔薇の花の色が出やすいように、露出も少しアンダーにしています。露出はアンダー気味にした方が、薔薇の花びらの形もきれいに出やすいです。

背景はシンプルであるほど主題(薔薇の花)が浮き上がります。

 

背景を工夫する

 

rose_4

焦点距離80mm F4

「背景はごちゃごちゃせずにシンプルに」が定番ですが、あえて入れてみることで面白くなることもあります。

この写真は背景にシックな感じの建物を入れてみました。
この赤い薔薇との組み合わせが印象的だったので。

構図としては下から少し見上げたかたちとなりました。
薔薇の撮影の場合、少し上からの俯瞰気味な構図が多いですから、たまには変わった構図も良いかなと。

赤い薔薇は、色飽和を起こしやすいですから、彩度は低くめの設定が良いと思います。
あとで調整しやすいように、RAWデータで撮っておくことをおすすめします。

 

室内での薔薇の撮影

 

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焦点距離90mm F3.2

この写真は室内での撮影です。

ライトなどの照明器具が整っているスタジオとは違い、一般的にはライトはありませんから、手ブレには気をつけましょう。
三脚を使用するのが一番ですが、使えない場面も多いと思います。
そこでなるべく手ブレを防ぐ工夫をしなくてはいけません。

まず、窓際などなるべく明るい場所に被写体を移動します。
次にカメラの設定ですが、
ISO感度を上げるのも手ブレ防止になります。
絞り優先モードにして、絞りは開放に(F値を小さく)してください。
F値の明るいレンズをお持ちの場合は、積極的に使うと良いです。
焦点距離換算50mm前後のF値1.8以下の単焦点レンズがあれば最適ですね。
この写真は焦点距離換算90mmのマクロレンズですからF値3.2と少し数値が上がっています。

私の場合、フラッシュはほとんど使わないです。
フラッシュを使うと不自然な影ができたり、色も被写体の色と違う感じになります。

 

いろいろと薔薇の花をきれいに、魅力的にとるポイントを書いて来ましたが、
実は次のことが最強のポイントかもしれません。

まずはじっくりと状態の良い薔薇の花を探すこと

薔薇の花は虫もつきやすく弱い花ですから、傷んでいる花も多いです。
慌てて撮影を始めずにまずはじっくりときれいな薔薇の花を探すこと、
これが、薔薇をきれいに撮る最大のコツだったりします。(笑)

 

ポイントのまとめ

 

朝の早い時間に撮影する。
順光は避け、半逆光になる位置で撮影する。
背景を整理して撮影する。
薔薇の花の形をきれいに出したい時はアンダー気味に撮ってみる。
室内で撮る際は、三脚や明るいレンズを使用するなどしてブレに気をつける。
慌てて撮影を始めずに、まずは状態の良い薔薇の花を探す。

 

以上、薔薇の花の撮影のポイントでした。

皆さんもぜひチャレンジしてみてください。

 

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